損した〝気分〟

こんにちは、あもん です。

「昨日買った商品、今日値下げされてる!うわー、損したー!」
「この前買った服が安くなってる!なんで値下げするの
あり得ない!」

そう思ったことはありませんか?こういうやつです↓
買った物がセールで安くなっていたときの気持ちの切り替え方5選

ちなみに、僕はありました。損したことが悔しくて、どうにかして自分を納得させていました笑

ただ、ここで冷静に考えてみてほしいんですよね。

【別に損はしてなくない?】

そう、自分はあくまで正規の値段で買っただけです。値上げをされてるわけでもありません。

ちょっと下記のシュールで面白い動画を見てみてください。

このお客さんのモヤモヤ、共感する人はたくさんいると思います笑

「向こうがラッキーなだけでなぜか怒ってしまう。」
「でも悔しい!自分が損してる気分になる。」
「他の人が得することによって自分が損してる気分になった!」

反射的にこう思ってしまうんですよね。

自分は損も得もしていない

今回の状況って

自分 → 損も得もしていない
他人 → 得した

という状態であり、困る人はどこにもいないはず。なのに、他人の得を見ると自分が損した気分になってしまうんです。

でも事実として損はしてないんですよ。損した〝気分〟になっているだけなんです。

アンラッキーとは思うかもですが、「他人が安く得られた = 自分の不幸」には繋がりません。

これらはどこにフォーカスしているかで決まります。

自分にフォーカスすれは「自分が損した」と捉えますし、相手にフォーカスすれば「相手が得した」と捉えます。

冷静に考えてみてほしいんですが、

「①自分にフォーカスした場合」

・自分
「自分が損した!相手ずるい!」
 → 自分のエネルギーDOWN

・相手
「え、なんか食べづらい…」
 → 相手のエネルギーDOWN

「②相手にフォーカスした場合」

・自分
「あの人ラッキーだね!よかった!」
 →自分のエネルギーUP

・相手
「やった!ラッキー!」
 →相手のエネルギーUP

絶対②の方がよくないですか?

嫉妬や怒りの感情が湧くのは分かります。僕も湧いていました。なんなら今でも少し湧いたりします笑

ただ、このシュールな動画の人みたいに自分を客観的に見てみてください。

【器ちっちゃくないですか?】

僕はこういう状況になって悔しい思いを感じたときは「いかんいかん!器がちっちゃくなっとる!」と戒めるようにしています。

この動画のコメント欄にもこんなコメントがありました。

他の人が煮卵サービスになったことを「ラッキーだったね」と笑える大人に、俺はなりたい。

【アニメ】煮卵が他の客にいって、サービスされててクレーム入れてしまう人(コメント欄)

温かい気持ちに切り替えよう

数百円の煮卵だから笑い話として終わっていますが、これが数万円のものだろうと数十万円のものだろうと本質的には一緒です。

自分は損はしていません。
他人が得をしただけです。

損したくないですよね。分かります。でも、

損した気持ちになった時点でエネルギーが漏れて、本当に損になります。

誰も得しないんですよね。

もちろん、目の前で誰かが得をしてモヤモヤしないことが理想です。

でも人間なんて未熟で感情的ですから、どうしてもモヤモヤしちゃう気持ちが出てくるのも致し方ありません。

大事なのは

モヤモヤしないことよりも、すぐに回復すること。

一瞬モヤモヤしちゃってもいいので、そこから

「でもあの人が得しただけで、自分は損してないよな。人の幸せを喜べる自分の方が気持ちいいよね。よかったよかった!」

というふうに意識を変えることです。

損した気分になっても、実際に損はしていないよね。

これをしっかりと理解しましょう。気分で捉えず、ちゃんと理解するんです。

「いや、私損してなくない?」と。

特に日本人は平等主義の傾向があって「みんなで不幸になろう」という感覚を持っているので、他人が得しているのを見ると嫌な気持ちが芽生えやすくなっています。

そっちに引っ張られやすくなる背景はありますが、だから引っ張られていいということにはなりません。

「得をした人、ラッキーだね!よかった!」
まずはその気持ちを持てる器の大きな人に自分からなってください。その意識を常々持ってください。そうすれば他人どうこうよりも、先に自分が気持ちよくなって自分がハッピーになれますから。

 ブログの執筆者

藤﨑勇祐(あもん)

「人を変えること」を生業にSNSで情報発信をしたり、コミュニティを運営して、理想の自分になれるお手伝いをしています。

インドネシア🇮🇩のバリ島に家族と一緒に住んでいます。

 親育てコミュニティ

最近の記事
人気の記事
PAGE TOP