休んでも休んでも回復しない理由

こんにちは、あもん です。

人間生きていれば必ず心身の調子は落ちますから、「回復する」というのは非常に大切です。回復の仕方は休む、遊ぶ、発散するなどいろんな方法がありますが、回復する上でみなさんに必ず考えてもらいたいのは

【 それは回復なのか、それとも回避なのか 】

という点です。たとえば

・疲れてるから今日は手軽にマックで済ませよう
・疲れてるからお風呂は入らなくていいや
・体調悪いからやるべきことは後回しにしよう
・日浴びるの面倒だから家でゴロゴロしてよう

などなど。心当たりある人は多いと思いますが、これは本当に回復のための行動でしょうか?

お風呂って回復するためのものですよね?
やるべきことやらないって逃避ですよね?
日を浴びるのも回復するためのものですよね?

【エネルギーが落ちてるときにやろうとする行動には注意が必要です。】

間違った温存の仕方

何かをやるには必ずエネルギーが必要です。こうやって記事を書くにも、なんなら歯磨きをするのにもエネルギーは必要です。

人はエネルギーがなくなると死んでしまうので、エネルギーが落ちると温存したくなります。その結果なるべくエネルギーを使いたがらなくなります。

だからやるべきことを後回しにするんですよね。体調が悪いと部屋が散らかるのも、やるべきことを後回しにした結果です。とにかく「今エネルギーを使わない!」という状態にシフトするんです。

で、この「エネルギーを温存したくなる」という状態になると、回復する行為すらもやろうとしなくなるときが多々あるんですよ。

お風呂に入るのもエネルギーは使います。しかし身体が整うので、睡眠の質は上がるし、体温も上がって血流も良くなります。なのでエネルギーが落ちてるときこそお風呂に入った方がいいんですよね。(体調が本当に悪いときは入らんでOK)

鼻うがいもそう、散歩もそう。こういう回復のための行動は必要なんですが、実はそういったことすらも逃避をして回復のためにエネルギーを温存しようとする人がたくさんいます。

ですがこれは実際には回復にならず、むしろダメージが溜まっていきます。これを知らない人が意外と多いんですよね。

「休養期」と「回復期」の見極め

エネルギーが落ちると生存本能的に温存しようとするので、傾向として

・外に出ない
・人と関わらない
・運動しない
・とにかく動かない

みたいなことをしがちなんですが、休養による回復には限度があります。

一番最初は休んだ方がいいですが、一定期間を超えた休養はむしろ害になります。

エネルギーが落ちたら休養する
  ↓
休養の回復には限度があって、完全回復はできない
  ↓
本人は回復したいからもっと休養する
  ↓
結果エネルギーが落ちていく
  ↓
全然回復できないからさらに休もうとする

という悪循環。平日の仕事疲れで土日ずっと寝てる人なんてこの最たる例です。

回復には
・マイナスからゼロ(休養期)
・ゼロからプラス(回復期)

のタイミングがあります。休養期はマイナスからゼロに戻す時期ですが、一定期間休んだ後は【 活動による回復 】が必要です。

・日光を浴びる
・新鮮な空気を吸う
・好きな人と喋る
・自然と触れ合う
・適度に運動する
・ワクワクに従う
・しっかり食べる

こういったことを積極的にやることで回復していきます。いつまでも休めばいい、ってわけじゃないんです。

「回復のための行動」に関しては、エネルギーを使ってでもやることをオススメします。投資のように使った以上の分が返ってきますから。

お金もエネルギーも、使わないと増えません。

どこかでエネルギーの休養期から回復期に変えていかなければいけません。その時期の見極めが大切なんです。

見極めのポイントとしては、「できない」なのか「できるけどやらない」なのかの違いですね。

・今日はいいや
・明日からやろう
・めんどくさい
・しなくても問題ない

こういった思考が出てきているときは回復期に移行すべきタイミングです。なぜならこれらは「エネルギーはあるけど使いたくない」からこその思考だからです。

【 自分のこの行動は回復なのか、それとも逃避なのか? 】

ぜひこれを意識してみてください。

休養期から回復期へ変えていくのはエネルギーが必要ですが、さっさと回復して動けるようになった方が絶対にいいので、使うべきタイミングでしっかりとエネルギーを使っていきましょう。

 ブログの執筆者

藤﨑勇祐(あもん)

「人を変えること」を生業にSNSで情報発信をしたり、コミュニティを運営して、理想の自分になれるお手伝いをしています。

インドネシア🇮🇩のバリ島に家族と一緒に住んでいます。

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