こんにちは、あもん です。
・彼女が何を求めているのか分からない…
・旦那が全然寄り添ってくれない…
・痩せたいのにダイエットが続かない…
・朝起きたいのに起きれない…
・将来がどうなるか不安…
などなど、人それぞれ大なり小なり悩みを抱えながら日々を生きています。
こういった悩みが解決できずに日々少しずつストレスを溜めてしまう、なんてのは現代人あるあるですよね。世の中の人はみんなストレスを溜めすぎだよなあ、とつくづく思います。(特に日本人)
これはストレスだ、とあなた自身が決めている
なぜストレスを溜めてしまうのか。これは本質的な理由で言えば、
それをストレスだと思っているから。
です。これでしかありません。まずはこの基本中の基本を押さえてください。
この話はこちらの記事をぜひお読みください。
お金がないことだって
誰かに罵倒されたことだって
不倫されたことだって
上司が仕事しないことだって
旦那が寄り添ってくれないことだって
すべて「これは私にとってストレスだ」と捉えているからストレスになるんです。
逆に言えば、これらを「別にストレスじゃない」と捉えることができた瞬間にストレスではなくなります。
そもそも論ですが、「解釈」というのは「過去に得た知識や経験、過ごしてきた環境に基づいて作り出されたもの」です。
「ご飯は米粒を残してはいけない」という価値観の家庭で育った場合、米粒を残している人を見るとストレスが溜まりますし、「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観の家庭で育った場合、人に迷惑をかける人を見るとストレスが溜まります。
解釈は必ず自分の過去に基づいているので、あなたの解釈はこの世の常識ではないし、正しいわけでもありません。あくまでも「あなたがそう判断しているだけ」です。
逆に言えば、自分の中にある価値観を上書きしてしまえば悩みやストレスなんてのは一気に軽減させることができるわけです。
価値観をアップデートできない理由
しかし、ここで一つ盲点があります。
なぜ多くの人が価値観をアップデートできないのか。
それは、多くの人が自分の解釈に則って生きているからなんですよね。
すべての人が自分なりの解釈を持っており、その解釈に則って日々を生きています。
先ほどの例で言えば、「米粒1つ残してはいけない」と思っている人は「米粒を残す=悪」という価値観なので、米粒を残す人の背景を読み取ろうとすらしないんですよ。
「人に迷惑をかけてはいけない」と思っている人は「人に迷惑をかける=悪」という価値観なので、人に迷惑をかける人の背景を読み取ろうとすらしないんです。
だって、どんな背景であろうとその行為は悪なんですもん。
とにかく悪いことなんです。自分にとって悪いことをしている人の価値観なんて、みんな聞こうとすら思いませんよね。聞こうとすらしないので、価値観をアップデートする機会がありません。
その結果、こういう人はずっと「米粒を残す=悪」「人に迷惑をかける=悪」という価値観で生きていくことになるんですよね。
自分の解釈に則って生きた結果、自分の価値観に反するものを理解しようとしなくなり、その結果価値観を広げる機会を失ってアップデートしていくことができない。
こういう流れになる、ということです。だからほとんどの人は変わることができないんです。
自分の解釈に則って生きるというのは楽なんですが、逆に言うと自分の世界を広げることができなくなります。
となると自分の悩みやストレスを解消する機会は減っていき、どうしても「我慢する」という選択を取らざるを得なくなるんですよね。
だからみんなメンタルが病むんです。
解釈を変えるためには、自分の外の世界に出ることがマストです。
普段出会わない職業や価値観の人と出会い、自分の持っていなかった解釈を学ぶこと。
普段行かないような場所に行き、自分の解釈をアップデートしていくこと。
こういったことをしないと悩みやストレスは減っていきません。
そのために仕事を変えたり、学ぶ場所を作ったり、住む場所を変えたり、付き合う人を変えたりするんですよ。
だから「世界を広げる」ということがとっても大事になるんです。
ストレスへの根本的な対策
ただ、そんなことをどれだけ言葉で伝えようとも、人は自分の解釈は正しいと信じて疑わず、価値観を変えようとはしません。
面白いことに、そういう人って大抵自分の価値観の正当性を明確に説明することができないんですよね。
「ダメだからダメ」なんですよ。自分でも理由が分からないんです。
ダメな世界で生きてきたから、という理由しかありませんからね。
これって周りの人が「なぜダメなのか?」を説明してこなかった、というのも大きいんですよ。多くの親はなぜダメなのか?を伝えず、とにかく「いいかダメか」ということしか伝えません。
・静かにしなさい!
・言うこと聞きなさい!
親子関係でこういう命令口調になるのは、子どもを1人のまともな人間だと思っていないからです。もしも相手をまともな人間だと思っていたら、「なぜですか?」と言われたら理由を答えるでしょう?
でも目の前の子を1人の人間ではなく「未熟な子ども」として認識しているから、理由を説明せずに「いいからやりなさい!」という命令口調になるんです。
これは親子関係以外にも、上司と部下の関係でも言えますよね。部下に対して技術的に、経験的に未熟だと認識しているから「(技術、経験ともにある)俺の言うことを聞け」となるんです。
幸いなことに、このブログを読んでくれている方々は「自分と違う価値観を持っているあもんから少しでも学びたい」という意欲があって読んでくれているはずです。
つまり「自分の外の価値観を知りたい」という外へのアプローチになります。だからこそ価値観をアップデートできるんです。
ただし危険なのが、読んでも忘れるとか、読んでも実践に移さないとか。これだと記事を読んだ意味がありませんし、むしろ「やっているつもり」という最悪な状態になってしまいます。
・成長できるならコストをかけてでも学ぶ
この覚悟を持つか持たないかでも人生の変化は大きく変わってきます。リスクを負って学んで実践する人はアップデートできるので、そこからどんどん変わっていけるんですよね。
自分の解釈の外の世界に出て、解釈をアップデートして、物事に対する捉え方を変えること。
これがストレスへの根本的な対策です。
小手先の対策で一瞬楽になることはできますが、あくまでも一瞬でしかありません。対症療法ではなく根治療法じゃないと、問題は解決しないんです。そのために学び、ちゃんと実践してください。
もしも今の自分が生きている世界を本気で変えたいのであれば、お気軽にご連絡くださいね。

