こんにちは、あもん です。
最近はThreadsによく生息しているんですが、Threadsにはイライラしている人が非常に多いです。
芸能人の不倫にイライラして
他人の迷惑にイライラして
違う意見の人にイライラして
とにかくいろんなことにイライラしています。SNS上でこれだけイライラしてるんですから、現実ではもっといろんなことにイライラしていることでしょう。
まず前提として押さえてもらいたいのが、イライラする理由は起きた出来事ではなく自分の解釈にあります。
芸能人が不倫したからあなたがイライラするのではなく、その出来事に対して「けしからん!許されない!ふざけんな!」と解釈しているからイライラするんです。
ここに向き合わない限り、あなたのイライラを減らすことはできません。
「イライラする原因は必ず自分の解釈にある」
ここは最初に必ず押さえておいてください。
結果ではなくプロセスに怒りを覚える
人は出来事や結果に対して怒っていると思いがちですが、実はそうではありません。
たとえば同じ「バカ!」という言葉でも、相手が嫌いな人なのか、それとも言葉を覚えたての子どもなのかで受け取り方は変わってきます。
前者はイライラしますが、後者はあまりイライラしません。
他にも部下が遅刻してきたとして、ゲームで夜更かしした結果の遅刻なのか、道端で人命救助を手伝っていた結果の遅刻なのかで受け取り方は変わりますよね。
このように、たとえ同じ結果であっても「なぜその結果に至ったのか?」というプロセスに対して人は怒りを覚えるかが変わるんです。
これは他人だろうが自分だろうが同じです。
全力で勉強しきった結果落ちた場合、自分にイライラしません。持てる力をすべて出し切った上で叶わなかったからです。

友達が寝坊して遅刻をしたとしても、事前に連絡してLINEでも直接でも誠意を込めて謝ってきたらイライラしません。
もちろん、過程がよければ全員が絶対にイライラしないというわけではありません。結果に執着している人はどんな過程であろうと結果が悪ければイライラしたり落ち込みます。
「人は結果ではなくプロセスに怒りを覚える」と書きましたが、これをもう少し違う表現をすると、
人は〝意思〟に怒りを覚えます。
した方がいいことをしない
しない方がいいことをする
こういった弱い意思や悪意に怒りを覚えるんです。
「弱い意思の例」
・勉強すべきなのにしなかった
・自己中心的な考えを持っていた
・目覚めたのに二度寝してしまった
「悪意の例」
・お局からネチネチ言われた
・自分勝手に都合よく使われた
・傷つけるために誹謗中傷された
自分、または相手がどんな意思をもっていたのかにイライラするんです。これは実際の相手の意思とは限りません。こっちが勝手に推測している場合もあります。
芸能人の不倫などにイライラするのはまさにそうで、「自分勝手だ」「相手のことをなにも考えていない」などと、不倫をした芸能人の弱い意思や悪意を勝手に推測してイライラするんです。
よくイライラする人の特徴は、自分や他人に対して弱い意思や悪意を感じ取りやすい人なんですよね。
イライラしない意思の受け取り方
どうすればイライラを減らすことができるのか。大事なのは解釈を変えることです。
弱い意思や悪意に対して、「本人が望んでやっている」と思うからイライラしてしまうんですよ。
「してる」ではなく「してしまってる」
これがイライラを減らせる解釈です。
お局さんのネチネチ攻撃にイライラするときって、「違う言い方ができるはずなのに敢えてその言い方を選んだ」と解釈するからイライラするんですよ。そこに自分から悪意を受け取りにいっているんです。
そうじゃなくて、お局さんはその言い方しか選択肢になかったんです。ネチネチ嫌味を言うことしかできない人なんですよ。まだ小学35年生なんです。
そう考えると、相手に対するイライラは減っていきます。
人間は思った以上に弱い生き物です。自分をコントロールできず感情や欲望、恐怖に振り回されます。
みんな意思をもってやらないのではありません。意思があってもやれないんです。Don’t it ではなく Can’t it なんですよね。
弱い意思や悪意を本人が望んでいるわけではありません。むしろ望んでいません。望んでいないんだけど、弱いばっかりに振り回されてそういう言葉を使ったり、そういう行動をしてしまっているだけなんです。
そう考え始めた瞬間、僕の中でイライラすることが格段に減りました。
自分や他人によくイライラしてしまう人がいたら、
という言葉を思い出してみてください。
これを実感できれば、イライラすることがどんどん減っていきますから。

